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執筆者の写真Kenichi Mukai

犬一猫二われら三人被爆せず/金子兜太自筆葉書ほか


先日、金子兜太先生が98歳でお亡くなりになりました。

「犬一猫二われら三人被爆せず」

金子兜太先生の句集『暗緑地誌』に所収の一句ですが、恒久的な平和を感じるとても大好きな句で、名刺を作りかえる際に最後の一文に入れさせていただきました。ちょうど今、番いの野良猫が餌を食べに来ています。こうただただゆっくりと平穏にすごしていきたいものですね。心よりご冥福をお祈り申し上げます。


今週は先日お亡くなりになりました金子兜太先生の自筆葉書ほか、マイナーな詩人などの自筆書簡が25点入荷しました。

金子先生の自筆葉書は48歳の時の作品の感想です。宛先の神弘子さんですが、金子先生がお間違いになったのか旧姓なのかわかりませんが、おそらく詩人の榊弘子さんだと思います。


自筆書簡は宇佐見英治先生のやる気のなさ、矢内原伊作先生の送本リスト、南部修太郎先生の久米正雄夫妻の接待依頼、マイナー詩人の書籍のお礼状などなどです。


全て1点限りの自筆ものですので、ご興味がございましたらお早めにご連絡ください!

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