先週のお知らせで「体調と売り上げが悪い」と書いたところ、ありがたい事に数名のお客様からエールをいただきました。
去年の11月からずっと売り上げが悪かったのですが、先月からだいぶ良くなってきました。うなぎ上りの株価でみなさん潤っているんですかね。体調も角膜ヘルペスと足首の痛みと腰痛が治りませんが、今まで何度も患っている箇所なのでそのうちですかね。
今週は自筆書簡と葉書が25点ほど入荷しました。
上記画像の長山正太郎書簡ですが、先日の大市で見つけ、会場で一人興奮してしまいました。長山正太郎さんは、横光利一の小説『紋章』の主人公のモデルとなった発明家です。親戚の長山靖生さんの著書『奇想科学の冒険』によると、ちょっとトンでもな方なのですかね、親族のあいだでは存在が無かった事になっているようです。この著書と書簡の文面を読む限りでは、それほど変わった方では無いような気がしますが、表に出せない話が盛り沢山なんでしょうね。書簡の内容も『紋章』についてで、小説の訂正依頼をしていたり、登場人物の該当者を記載しています。久しぶりに見つけた珍品ですが、横光利一先生の研究には重要な資料かと思いますので、よろしくお願い申し上げます!
Комментарии