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その「ごめん」は武士の「無念」に似てるかな/辻邦生、水守亀之助ほか自筆草稿

  • 執筆者の写真: Kenichi Mukai
    Kenichi Mukai
  • 2019年6月9日
  • 読了時間: 1分

今週は辻邦生先生、水守亀之助先生ほか自筆草稿10点が入荷です。

辻邦生先生の作品は河出書房新社発行の文芸誌『文芸』の新刊案内コーナー「一頁時評」掲載作品です。開高健先生の代表作ともいえる『夏の闇』を、論理的に紹介したとても秀逸な書評です。辻邦生先生と開高健先生のいずれのコレクターの方にも満足いただける草稿かと思います。

水守亀之助先生の草稿はそれほど珍しくはありませんが、入荷作品の短編小説は珍しいかと思います。かなり加筆の跡があり、生みの苦しみが伝わります。

その他には、文芸評論家・塩田良平先生の一見経済論かと思ってしまうタイトルの文学論、式場隆三郎先生の海外旅行記など、生田花世先生、富岡多恵子先生、富士正晴先生、吉植庄亮先生の作品は再入荷です。


6月11日(火)は朝から出張買取りのため、ご注文やお問い合わせなどの返信が遅れる可能性がございます。戻り次第早急に対応致しますのでご了承ください。


それが無い街北海道で生まれ育った私には、一番辛い梅雨が始まりましたね。

今年はイヤだイヤだ逆らわずに、ジメジメ生きていこうと思います。

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