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執筆者の写真Kenichi Mukai

夜猫は柔らかくて気持ちよい!/版木、版画ほか金守世士夫旧蔵品①





ほとほとSNS疲れの私です。

ほとほとでも疲れたと言う訳でもないのですが、自分から発信しているようじゃまだまだで、他人から発信していただけるようじゃないとダメかと思い、FacebookとInstagramのアカウントを閉鎖しました。これからはどこの馬の骨かわからない古書店として精進していきたいと思います!今までフォローしていただいた方々、ありがとうございました。


先週の市場で版画家・金守世士夫先生の旧蔵品を入手しました。少量ずつのご紹介になりますが、今週から何回かに分けて紹介したいと思います。


まず今週は蔵書票の版木が1点と版画が3点です。

以前から版木を取扱いたいと思っていたのですがなかなか市場で落札できず、苦節4年やっと入手することができました。本が版画なら草稿は版木かな?って思っているだけで、言うほど版木にこだわっている訳ではないのですが…。青空を天馬が駆けるかわいらしいデザインの版木で、日本書票協会が発行しております「書票暦」の平成9年下半期の作品です。


版画3点は芹沢銈介先生の奥様たよさんの七七忌法要の際の返礼品で「仏」をモチーフにした作品と、 畦地梅太郎先生の逝去の際の返礼作品「早春」、金守先生からの贈られた作品へのお返として送った川上澄生先生の作品「二美人之図」 と返礼作品づくしです。


次回はいつになるかわかりませんが、また整理がつき次第ご紹介致しますので、よろしくお願い申し上げます!

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