今週も白っぽい本を中心に山岳書が入荷です。
藤木九三さんが綴り、足立源一郎さんが描いた『登臨行』ですが、挿画の1ページに足立源一郎さんの署名と手彩色が入っています。手彩色が足立さんの手によるかは不明ですが、手彩色を入れたからサインをしたと考えていいかと思います。何かちょっと重いイメージがする書籍ですが、簡単な手彩色が入るだけで軽い印象に変わりますね。他には見たことが無い珍品な1冊です。
次は『山と博物館』は市立大町山岳博物館が発行している月刊広報誌です。昭和31年から現在まで刊行されており、北アルプスや大町市の自然や文化を深く知ることができます。田淵行男先生や、風見武秀先生、本多勝一先生の他にも、山川勇一郎先生、西岡一雄さん、瓜生卓造さん、山崎安治さんなどなど、多数の山岳関係者が寄稿しております。
今回入荷した旧蔵者合本版は5冊で456号分所収しており、かなりボリューミーです。が、当店的にただただ残念なのは、大町山岳博物館のホームページでバックナンバー全てがPDF版で閲覧可能になっています…。下記に大町山岳博物館のwebアドレスを記載致しますので、よろしければ閲覧ください。どうしてもオリジナルを!って方、是非是非お待ちしています…。
大町山岳博物館
https://www.omachi-sanpaku.com/
その他には、辻まこと先生の旧蔵本や、再入荷した書籍などなど30冊が入荷しましたので、よろしくお願い申し上げます。
コメント