今週は名編集者2名の追悼集が入荷しました。
まずは伝説の編集者と呼ばれた坂本一亀さんの追悼集『坂本一亀 1921~2002』ですが、主に写真図版で構成された全10ページのシンプルな小冊子ですが、ミニマムな装幀で、坂本龍一さんが弾く、静かなピアノ曲のような1冊です。坂本龍一さんまでがお亡くなりになってしまい、個人の物ではなく、坂本家の追悼集になってしまったのがとても残念です。
もう1冊は坂本一亀さんの下で編集者としての仕事を始めた、寺田博さんの追悼集『寺田博を偲ぶ』です。こちらは島田雅彦先生や、吉本ばなな先生などの追悼文が納められており、打って変わって賑やかな追悼集となっております。私の好きな中上健次先生にビール瓶で殴られたようですが、誰か詳しい話知りませんかね?
来週はまた50冊ほど山岳書を追加予定ですので、合わせてよろしくお願い申し上げます!
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